スカイリム ハイレゾ化の弊害について

■2012年2月16日。

各所でSkyrimのハイレゾリューション化が賑わっている。

それと同時に、Skyrimハイレゾ化で落ちまくるぜヒーハー!
と嘆く書生が増えた様子。

ここではハイレゾ化で何故落ちるのか、その一端を探ってみた記録を記します。

ハイレゾ化の細かな比較については、こちらに記しています。
ここではグラフィックカード、通称グラボの様子を検証。

■Skyrim動作環境
CPU Intel core i7 920 (4コア4スレッド化) OC化。
(Vcore 1.215V / 190.5MHz×21.0≒4.0GHz)
VGA Sapphire HD6950 2GB DUAL FAN
GPUcore:830MHz / Mem:1320MHz
オプション 1920*1080 フルスクリーンモード
アンチエイリアシング:4Samples
異方性フィルタリング:8Samples
Detail:全て最高設定 FXAA:ON
計測地点 ホワイトラン周辺フィールド:30分

極力負荷をかけるため、異方性フィルタリング以外ほぼ最高設定。

■Skyrim ビデオメモリの消費量
GPU-Zを用いて測定。
1920*1080フルスクリーンモード。全て最高設定。
ご覧のMemory Usage (Dedicated)は
現在のビデオメモリの総量を表す。
ここがお持ちのグラボのメモリ数を越えるとアウト。
ご覧の通り、ハイレゾONでメモリ使用は300MB増量
CPUと同時検証。
4コアは均一に使用していることが分かる。
OCしているとは言え、旧世代のi7-920でも余裕。
GPUはほぼフルロード。

ご覧のようにビデオメモリ(VRAM)使用量は、推奨設定1GB(≒1000MB)をゆうに越える。
高解像度のテクスチャにより、グラボに蓄積するデータ量が増している。

■Skyrimハイレゾ化 総括
1:フィールド移動はビデオメモリの蓄積量が増える一方。
最悪1800MBまで上昇した。
高速移動や建物への入室でリロードされると蓄積量は初期値付近に戻る。
吹雪などの天候によってはさらに描画負荷が増える。
フレームレートも下降するため、落ちる原因はココにもあるかも。
2:負荷軽減の対策
■オプションのDetailから各種品質をHighもしくはそれ以下に設定する。
■ウィンドウモードにして、表示解像度を落とす。
■My DocumentsMy GamesSkyrimSkyrimPrefs.ini内で微調整
fShadowDistanceという項目があり、これは影描写を行う「距離」を定義する。
初期値は8000に設定されているはず。
これを4000~6000に。
遠距離の影描写を抑えると負荷軽減&ビデオメモリの節約になる。

PCゲームでは陰影処理もテクスチャとして溜め込む。
あくまで気休め程度なので、まずは画質設定を落とす事から。

■留意点
1:海外のDL販売ゲームは、原則英語版でプレイすること
上記対策を講じても、ゲームが落ちる場合は日本語版を疑ったほうが良い。
Steamからダウンロードした諸君は、英語版をもとに日本語化するべし。
キーボードも同様。日本語キーボードでは操作に支障をきたす場合もある。
2:ビデオメモリ1GBのグラフィックカードはゲームに不向き
ハイレゾOFFであっても、メモリ1GB以上使用している。
より高画質でプレイしたい場合は、グラボのメモリ容量2~3GBが必須。

こと2012年にローンチされたGTX680は要注意。
すさまじいエンジンを搭載しているがメモリは256bitインターフェースで2GBしかない。
足回りが貧弱すぎるため高画質にするとメモリ不足に陥る。