Razer Hammerhead Pro をしばく

■2014年4月

昨年7月に発表・発売されたRazer社製インイヤー型ヘッドフォン。
“Razer Hammerhead Pro” を入手、使用したレビューを記す。

「Pro」と「無印」の違いは2点だけ。
1.ケーブル途中の通話受理ボタン有無
2.PC接続用3極型3.5mmミニピン×2変換アダプターの有無

要はマイク機能があるか否かの違いである。

周波数特性 20 – 20,000 Hz
インピーダンス 1 kHz で 16 Ω
ドライバ 9 mm ネオジウム磁石付き

 

外観 : 値段相応の高級感

ではまずケースから各部について。

Razer Hammerhead Pro 001
化粧箱はRazerらしく、端正。
外寸は184 x 100 x 55 (mm)
Razer Hammerhead Pro 002
グローバル対応のため、マニュアル類は日本語含む多言語仕様。
オマケのシールは大サイズが1枚。
PC用変換アダプタが1つ。
イヤフォンケースが1つ。
ケーブルは約130cm。
相当長い。
そのケーブル以外は「航空機グレードのアルミニウムシート」の素材と謳う。
Razer Hammerhead Pro 003
イヤーパッドは初期装着を含めて全4種類。
どれも、かなり、ミドリです。
Razer Hammerhead Pro 005
接続部は全て金メッキ、流石Razer。
周辺も細い仕上げになっている。
ちなみにこれはPC用マイク+イヤホン分岐ケーブル。
Razer Hammerhead Pro 006
ケーブル途中にタグが一つ。
これがシリアルナンバーとなり、保証対象であることを明かす。
無闇に剥がし、捨てないこと。

外観は値段相応、360° どこから見てもRazerである。

使用感

こればかりは主観になるのでご容赦願いたい。

1.Apple純正のEar Pods より数倍いい。
2.ドンシャリの「シャリ」が若干だけ強め、ただし低音優先な聴き心地。

Razer Hammerhead Pro 007
全ての印象はイヤーパッドにかかっている。
耳穴に対して窮屈であるとタッチノイズが極端に発生する。
Mサイズでぴったり!という場合は1サイズ小さいものを装着しても良い。
ちなみに画像のように、iPhone+バンパーという状態からでも装着できる。
これが何より購入の決め手だった。
Razer Hammerhead Pro 008
コードの分岐場所は後10cm短くても良かったか。
ショルダーバッグに入れたプレイヤーから再生しても余るほどのコード長。
それ故、取り回しもラクであるので一長一短。
またケーブル途中の操作ボタンは受話用のもの。
これにボリュームコントローラが付けば最高だった。
なお、iPodの場合、1回押しで再生、2回押しで次曲、3回押しで前曲と操作できる。

以上を踏まえて、この製品の採点は85点。

減点対象はカナル型特有のタッチノイズ。
加えてボリュームコントロールが無い点にある。

音質は問題ない。
程よく重低音側にチカラを注いでいるのが伺える。
澄んだ音で飾りっ気が無くて良い。

BlackWidowしかり、年次改良を施しながら長生きしてくれる事を祈ろう。

さらに、Razerがこの分野に乗り込んできてくれたことを、大いに賞賛したい。
3年前のRazerであれば、このクオリティはあり得なかったと感じる。
Corsair同様、アルマイト処理など品質にもこだわった逸品。

この毒っ気満載のカラーリングをコーディネイトできるか否かも
装着するもののセンスを問う。そういう要求をこれはしてくる。

Razer製品はグローバル対応品。
マニュアルも多言語化されている仕様。
日本未発売品を購入したら、直接Razerに問い合わせることも可能。
正規代理店のMSYさんも良心的。