Razer DeathAdder 2013 をしばく

■2013年7月21日

およそ2年間 愛用してきたMamba 2012の側面ラバーが剥げ落ち、
後継として選んだ「名品」DeathAdder

Razerの象徴とも言える製品名のうち、
マウスカテゴリーには毒ヘビの名が冠せられる。

DeathAdder とは オーストラリアに生息するクサリヘビのような毒ヘビ。

細かなデータ&分解レビューは、4Gamer さんの記事が詳しい。

Introduction

まずは主な技術仕様から。

センサー 100~6400dpi 4G 光学センサー
サイズ 127*70*44(mm)
重量 105g
ケーブル 2.15m 軽量編組ファイバーケーブル
認識速度・加速度 200ips・50G
ポーリングレート 125/500/1000 MHz
LED 緑LED・・・スクロールホイール側面(点灯)/Razerロゴ(点滅)

形状は、MambaからDPI変更ボタン*2個、バッテリー、無線機能を廃したもの。
そのおかげか重量もMambaから30gほど軽くなっている。

Packaging

まずは梱包から開梱まで。

外観
Razer DeathAdder 2013 001
化粧箱のサイズは実測値220*143*62(mm)
さほど大きくなく、内部がアクリルボックスで飾られているMamba や Ouroboros とは異なる。
NEX-06-012DSC00275
マザーボードのように、窓付きの化粧箱
Razer DeathAdder 2013 003
いつも通りステッカーと「後戻りは出来ません」のガイドブック。
今回からはドライバのインストールCD等は含まれず。
これはWindows標準ドライバとして認識できるから。
加えて、詳細設定はSynapse 2.0 というソフトウェアでのクラウド管理となったため。

化粧箱はこれくらいで良い。
Mambaなどはこれでもかと豪勢にやりすぎている感がある。

A Closer Look

いよいよ本体の外観です。
ここに高得点の箇所がいくつも点在する。

Razer DeathAdder 2013 004
件の編組ファイバー式。いわゆる布ケーブル。
非常に柔らかく、取り回しは苦ではない。
USBも金メッキ仕様なのは相変わらず。
Razer DeathAdder 2013 005
Razer DeathAdder 2013 (左)
Razer Mamba 2012 (右)
ボディの質感はDeathAdderの方がザラついた感じ。
Mambaはマットな手触りであった。
金型は同一と思われる。
Razer DeathAdder 2013 006
特筆すべきは側面にあるラバー部。
ヘキサゴンのシボが付いたシリコンラバーが滑りを極度に防止してくれる。
ヘビ皮をモチーフにしたのだろうが、デザインが機能を補完した良い例。
ちなみにサイドスイッチは中国Kaihua Electronics製に変更されている。
「チキチキ」と鳴る高音タイプでは無いが、クリック感は良好。
Razer DeathAdder 2013 007
右側面。
こちらにもヘキサゴンタイプのラバーがある。
ただしMambaよりも傾斜が浅くなっている。、
ラバー部が底面に対してほぼ垂直。
ここは減点対象も含むため、更に後述。
Razer DeathAdder 2013 008
左右クリックの箇所。
傾斜が分かるように撮影したもの。
エルゴノミクスデザインと呼ばれる所以。
つかみ持ち、つまみ持ち、いずれにも対応できる指の配置でもある。秀逸。
NEX-06-012DSC00293
こちらが底面。
DPI変更スイッチはこちらにも存在しない。

実際に使用した印象、Razer Synapse 2.0 の使用が大前提だと感じる。

Razer Synapse 2.0
私は常に感度1500
加速度0 に設定している。
もしもDPI変更を手軽に行いたいなら、Synapse 2.0 から
カスタマイズ→サイドボタン4→ボタンの割当を「感度」→「感度ステージを下げる」
同様にサイドボタン5→ボタンの割当を「感度」→「感度ステージを上げる」と設定・保存する。
ステージは全5段階、100~6400 DPI まで任意に設定できる。
ただし上げ下げでそれぞれ1つずつボタンを要するため、私はDeathAdderでDPI変更は不要と唱える。
1500~1600 DPI の前後で、加速度無しが最も万能だと感じるからだ。
ゲームによって異なる感度に設定したい場合は、「プログラムをリンク」から任意のアプリケーションを指定しておけば良い。
Razer Synapse 2-1
画面左に注目。
プログラムをリンクしてみた。
exeファイルを指定すれば良い。
これでSimCity.exeを起動した際は画面で設定している 1500 DPI でマウスが反応する。
それ以外の時には、Prifile 1 で保存されたマウス感度にて動作する。
これを利用すれば、ボタン配置もプログラムに応じて変更出来る。
しかもメールアドレスによるアカウント管理が出来るため、クラウド上にその設定は保存される。
複数台のPCや、ネットカフェの利用を考慮する人にとっても福音と言える。

ラバーの耐久性がまだ見て取れないので85点。

そのメリットとデメリットとして感じた部分を最後に挙げたい。

メリット
Razer DeathAdder 2013 009
Razer DeathAdder 2013 (左)
Razer Mamba 2012 (右)
右側面のラバー部 拡大
これによって持ち手のピンポイント性を、良い意味で特定しなくなった。
デメリット
Razer DeathAdder 2013 010
ご覧の通り、こちらも緑LEDに輝くのがRazer DeathAdder 2013
右クリックの異様なまでの窪みを撮影。
実はこれにより、左クリックとのスイッチの感触が微妙に異なっている。
左クリックが微々たる重さを持ちながら高い音。
対する右クリックはほんの少し軽く、低い音。
些細なクリックの相違は、果たして意図したものか、意見の分かれどころ。
さらにもう一点。
Razer Mamba 2012 との比較において、右側面の窪みの違いがおわかりだろうか。
つまみ持ちにとって最良だった右側面の窪みが、DeathAdder 2013 では「無」となる。
それを補うかのようにヘキサゴンのシボでカバーできるのだが
どうも「つまむ」時に違和感を覚える。
慣れの問題と言えばそれまでだが、Mambaの「つまみ」の良さからすれば一歩後退。

さりとて、やはり名作は名作。
明らかに持ちやすくなったラバー形状。
これは一度触れてみる価値大。

Razerが統一を始めた緑LEDの単色固定。
個人によって好き嫌いが分かれるのはココか。
せめてキーボードとも共通化できるよう、LEDの色は多段化できても良いのでは・・・?
これはRazer製のキーボードにも言えることだが。

筆者は個人的にこの緑LEDは、加点対象。
青だの赤だの装飾されるハードウェアだけに、
企業カラーで統一しはじめたことに対して好感を持つ。

基本設計はMambaと同一。
それ故、Mambaの軽量・低価格版となったDeathAdder。
構造がシンプルだけに不満がないコトが満足。
コストパフォーマンスでは、2013年トップクラスに思う。
なお現在はマルチライティング仕様のChromaもある。
緑以外のLEDライティングをご希望の場合はこちら。
その他の機能に変更はない。