【2】Razer Tiamat 7.1をしばく

2012年12月

7.1対応サウンドカードSB-XFT-FCSと、
Razer社製Tiamat 7.1 ヘッドセットのセッティング&レビューを記す。

Creative Technology社製サウンドカード、
X-Fi Sound Blaster X-Fi Titanium Fatal1ty Champion Series。
冗長すぎる呼称のため、ここではSB-XFT-FCSと型番にて呼ぶことにする。

SB-XFT-FCSの外観
PCI-Express規格。
EMIシールドで保護されてはいる。
しかし、ノイズ低減のためにはグラボと距離を取って設置する事を勧める。
マザーボード再下段のPCI-Eスロットならば16レーンだろうがどこに挿そうが問題ない。
SB-XFT-FCS-002
マイク出力を含めてアナログピンは計5つ。
これがTiamat 7.1の必須要件となる装備。
他には光デジタル出力端子も備えており、スピーカーと繋ぐも良し。
なお、光デジタル入力端子もあるので、PS3→光→サウンドカード→Tiamat 7.1 も可能

ちなみに、5.1CH対応のサウンドカードを挿す際は、
グレーのピンを宙ぶらりんにさせておくと良い。
緑・オレンジ・ブラックの3本でリアル5.1CHの完成である。

が、本来のTiamatの性能を殺していることになるので、オススメはしにくい。

以下では、Creativeのコントロールパネルでの設定などを記しておく。
他のサウンドカードを所有された方も、これをご参考に。
Tiamat 7.1 はセッティング次第で大化けする逸材だからだ。

2012年12月23日
以下Creative コンソールランチャの設定画像をすべて修正しております。

モードアーキテクチャ設定
SB-XFT-FCS-20121223-02
まずはゲームモードの項目にて。
■X-Fi CMSS-3D
ステレオコンテンツのアップミックス機能。
音楽で聞き比べられる。常時ON、サラウンド寄り60%
■アップミックスモード
通常ならステレオサラウンド&オート
下部スピーカーは7.1 スピーカーに。
SB-XFT-FCS-20121223-03
■X-Fi Crystalizer
オーディオコンテンツのリマスタリング機能。
高音と低音のダイナミックレンジを拡大。ドンシャリが強くなる。
クリアな音質にもなるためお好みで。
ONかOFFかはコンテンツによる。
iTuneとGameを両立してもノイズとならないよう、ONで10%とする。
SB-XFT-FCS-20121223-05
■イコライザ
ここがめちゃくちゃ大事。
何せ耳元に7.1chスピーカーを置いており、、「ヘッドフォンではない」から。
iTunesでノイズとなり、BF3で高音が死んでいたので変更。
500帯を谷底 -3.3dBにするのは変わらないが、低音強調型へ
その代わり、サブウーファーゲインをOFFに。
クロスオーバー周波数を若干上げ、70Hzに。
500Hz帯を谷間にすることに変わりはない。
が、ギターでつんざく様なら、4kHz帯を同等まで下げておくと良い。
音楽コンテンツで顕著なのは、やはり「高音強調型」。
高音の一部を殺しつつ、低音重視型にしたほうが、満遍なく聞きやすくなる。
私が設定で使う音楽は大きく2つ。
■BODY 『I LOVE YOU』
ピアノ旋律からドラム/ベース/ギター強調のドロック。
ギターで劈くなら、2~4kHz帯下げ。
ドラムにボーカルがかき消されるならバスのクロスオーバー調整。
■Tchaikovsky 『ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35 第一楽章』
ヴァイオリンの透き通った音が出るか否か。
濁るなら設定甘し。
1kHz帯ちょい上げくらい。
SB-XFT-FCS-20121223-04
ミキサー機能。
■SVM
サウンドボリュームマネジメントの略。
音間の音量強弱を自動調整、通常はOFFにしている。
■EAXエフェクト
音響効果を強める。デジタル補正によってリバーブとエコーをかける。
カーソルを中央より右に寄せるとノイズ発生の原因。ほどほどに。
EAX対応ゲームで効果を発揮。
私は微弱にかけている。-36~-47dBほどでも良い。
■バス
バスリダイレクション
これをONにして、サブウーファーゲインをONにすると頭が揺れます。
FPS系で戦車に迫撃されると首がもげそうになる、使用注意。

では、最後にWindowsとBattle Field3 の設定へ。
FPSでは位置・距離が掴めるが、実際に体感して頂くしか他にない。

Windows
SB-XFT-FCS-007
スピーカーのプロパティから全アナログジャックが認識されていればOK。
これでTiamatはWindows上から「ヘッドフォン」ではなく、
「7.1CHスピーカー」と見なされている。
BattleField3
BattleField3-001
オプションのサウンドから。
基本はホームシネマ、改良ステレオモードOFF
これだけ。
BattleField3-002
ド迫力です。
自銃の発砲、戦車の迫撃がキツ過ぎるなら、
バス設定を変えるか手元のインラインコントロールを変更して微調整。
■インラインコントロール
念のため小生の設定を記す。
Side:9
Center:7
Front:7
Sub:9
Rear:9
再生するコンテンツにもよるが、ゲームはだいたいこんな感じ。

インラインコントロールはあくまで最終的な微調整と考えたほうがよい。
まずはサウンドカード付属のコントロールパネルから。

そもそも7.1出力に対応したサウンドカードが少ない。
加えて、Creative社はチャンネル数を減らしたRecon 3Dに切り替え中。
面白いのはASUS社製R.O.Gブランドのサウンドカード。
これに関するレビューはBurning Bloodさんの所が詳しい。
何よりもサウンドカードに一存するピュアさが敷居を上げる。
「ゲーミング」マザーボードに付属するサウンドでは物足りない。
Tiamat 7.1 の性能を発揮させるには
別途サウンドカードを一考してみて欲しい。