「FFXIV:蒼天のイシュガルド」GTX960でしばく + 各グラボ総評

2015年4月27日。

スクウェア・エニックスは「ファイナルファンタジーXIV」初の拡張パックとなる、
「ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルド」(以下,イシュガルド)の
公式ベンチマークソフト「ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルド ベンチマーク キャラクター編」
(以下,イシュガルド ベンチ)を公開。

取り急ぎ、メインストリームとなるGTX960でしばいた内容をお伝えする。

まずスペックは以下の通り。

CPU Intel Core i7-4770K 4.00GHz
Mem CMT16GX3M4X2133C9
(通称:赤ドミ)
4GB×2
2133MHz 9-11-10-27
GPU EVGA GTX960 SSC +OC Core 1565MHz
Mem 1907MHz
OS Windows7 64bit Proffesional

4月末現在でポイントとなるのは

1.DX11版はOSが64bitであること
2.ベンチ中のグラボ&CPUの温度は50度前後を目安にしておきたいこと。
3.最低fps(フレームレート)を40以上で維持したいこと

夏場にもなると温度は+10度ほど見ていた方が良い。
そのためPrecision X など外部ツールを用いてグラボのファンを
マニュアルで回すというのも一計。

基本計測は海外勢に習って、フルHD(1920*1080)フルスクリーン最高品質とする。

その結果が下記の通り。

FFXIV 20150427

VRAM使用量が最高値となった瞬間を記録。
1533MBを使用。

これは陰影や水面、光の描写でGPUメモリに蓄積される分が加算された状態。
そのため、フルHD フルスクリーン最高品質で7000を切るようであれば

1.影解像度&表示距離を落とす
2.異方性フィルタx8に落とす

と設定をカスタムすると良い。

こと影品質についてはアンビエントオクルージョンが働き、コントラストが強くなる傾向となる。
画像加工士においてもSSAOをHBAO+標準品質くらいで留めると
負荷軽減+コントラスト弱化が見込める。

ポリゴンそのものはDX9から増えておらず、Skyrimのような「ハイレゾリューション」とは異なる。
そのためCPU負荷やGPUのコアクロックは大きく影響しない。

イシュガルドベンチにおいて最も大事なのはGPUのメモリ容量とその実効速度にあると思われる。

という事で、各種グラボのベンチ結果を次のように記す。
(全てDX11稼働フルHDフルスクリーン最高品質 数値はTwitterおよび海外フォーラムより抽出)

抽出方法は、例えばGTX980なら4770K 使用者の5件平均
GTX580なら2700K 使用者の5件平均といった具合に
CPUをグラボごとに統一した中から平均値を取っている。

※クリックで拡大可

Bench Geforce

こちらはAMD。

Bench AMD

Radeonシリーズについては、計測がR9-200 Series と出てしまい、機種を特定しづらい。

そのため、機種を自己申告しているデータのみ拝借。
母数が少ないためCPUを統一化した平均は出せていない。

つまりかなりのどんぶり勘定であることをご容赦願いたい。

注意点は、ここ3世代のAMDが突如リネーム祭りに突入。

型番は違えど同等性能の機種が存在する。

Radeon HD7790 ≒ R7 260X
Radeon HD7850 ≒ R7 265
Radeon HD7870 GE ≒ R9 270 & 270X ≒ R7 370 (TBC)
Radeon HD7950 GE ≒ R9 280 ≒ R9 380 (TBC)
Radeon HD7970 GE ≒ R9 280X ≒ R9 380X (TBC)
R9 290 ≒ R9 390 (TBC)
R9 290X ≒ R9 390X (TBC)

以上の7機種においては、リネームモデルについてほぼ同スコアと見て差し支えない。

平均フレームレートから考察

2015年6月。全機種において、それぞれの平均フレームレートを追記した。
これによって分かるのがDX11 フルHD&最高品質を保つべき60fpsの目安は
スコア8000以上ということが分かる。

ただし、出力されている映像、
つまりキャラクターオブジェクトが多い場所(人混み)や
デュアルディスプレイやフルHDより高解像度なプレイ環境、
さらにはCPUとメインメモリなどの要因でこれの目安からは逸脱する。

ひとまずは他の要因を抜きにして
既存GPUで最高品質より快適さを求めた際の設定の落とし方を記しておく。

GPU 短評
GeForce GTX980 4K解像度や3ディスプレイで楽しむ場合にどうぞ。
GTX970 フルHD 最高品質では若干オーバースペックか。
ファン40%以上回して冷却特化。
GTX TITAN
(GTX780)
少しオーバー気味か。
ダウンクロックで温度優先にしても良い。
GTX960
(GTX770, 680)
フルHD最高品質50~70fpsとドストライク。
GPU温度50度前後を目安に稼働。
GTX760
(GTX670, 660Ti)
画質優先なら1600*900 最高品質がベターかも。
解像度優先なら影や水の処理を1段落とすと良い。
GTX660 最高画質からは一歩退いたほうが賢明かも。
高品質フルHDか、1600*900あたり。
GTX570 GTX500番台を用いるなら580以上か。
GTX480 さすがに買い換え時か。
Radeon R9-290X フルHD 最高品質でも食いつけるが温度が心配。
60度を超えて使用するなら貯金しとくべし。
R9-280X
(HD7970)
フルHD 最高品質から影解像度・距離を1段落とす。
もしくは異方性フィルタリングをx8としてベンチ8000狙い。
R9-280
(HD7950)
GTX760よろしく1600*900稼働が安牌か。
R9-270X
HD6970~HD5870
GTX660よろしく高品質フルHDあたりがベター。

しかしながらリリース時期が4月というだけあって、
この時期で60度を超えるようではPCケース内部をエアで吹くか、
敢えてのダウンクロックをしておいた方が賢明である。

今ごりごりにしばいて高得点を出す者よりも
60度未満を維持できるPCの方が耐久性を考慮した真のゲーミングPCと考える。